交通事故によるむちうちでお困りの方へ

⑴　むちうちは交通事故の代表的なケガの一つです

　むちうちは、身体に大きな衝撃が加わった場合に引き起こされる、首や背中などの痛みやそれに伴う手や腕のしびれ、違和感、倦怠感などのことをいいます。

　交通事故の被害に遭った方の中には、むちうちに悩まされる方も多く、その意味でむちうちは、交通事故によるケガの代表例ともいえるでしょう。

⑵　事故直後には痛みを感じないこともある

　事故の直後は、気が動転していたり、アドレナリンが大量に分泌されていたりする影響で、実際には痛みがあるのにも関わらず、痛みを感じられないことがあります。

　そのため、むちうちになっていても、事故直後には気づくことができず、あとになって痛み出したという方もいらっしゃいます。

　事故直後に痛みを感じなくても、なるべく早めに接骨院へご相談ください。

　むちうちは、外見からは状態を判断しにくいということもあり、実際に生じている痛みやしびれ、その他の不調をご本人にお伺いすることが重要となってきます。

　交通事故後に、少しでも以前と変わったところがあるという場合には、どんなことでも遠慮なくお話しください。

　中には、「めまいや倦怠感があるのは疲れているだけなのではないか」など、本当にむちうちと関係あるのかと思うこともあるかもしれません。

　とはいえ、それらの不調が交通事故によるケガが原因となっているケースもありますので、通院時に相談し、確認してもらうのが安心かと思います。